富士化工株式会社は、この会社が日本で初めて企業化に成功したポリプロピレンを原料とするパイプ「フジポリレンpp」を製造・販売しています。

フジポリレンppは、酸やアルカリのほか有機溶剤や塩類などの様々な薬品による腐食に耐えるほか、マイナス10度から100度まで使用できる丈夫さが特徴です。

また紫外線での劣化も少ないため、屋外でも使用することが可能で、加えて熱伝導率が少なく保温性能にも優れています。

対薬品性に優れているため、製薬や病院で使われる研究所や実験室内の薬液排水管として用いられたり、食品を扱う給食センターの厨房の排水配管にも利用されるほか、車両に使われる床暖房の配管や様々な製造業の薬液配管としても使用されます。

そんなフジポリレンppを開発した富士化工株式会社は、50年以上の歴史がある静岡に拠点を持つ会社で、樹脂系のパイプやタンクの製造から販売だけでなく、設計・施工も請け負っています。

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